■瓦について■

1400年の歳月が証明。
もっとも強く美しい日本の屋根、粘土瓦。

屋根に求められる一番の性能、それは耐久性です。永い年月にわたって天変地異に耐え、美観を保ち続けること。
その点、粘土瓦の右にでるものはありません。近年、手軽に施工できる新しい屋根材が次々と送りだされましたが、
耐久性においては声高にアピールできないのが実情です。社寺仏閣の屋根を想像してみてください。
味わい深い質感を放つあのいぶし瓦は、最も古いもので約1400年前につくられたもの。
一般住宅に使われているいぶし瓦も、手入れ次第で50年、100年と持ちこたえることができるのです。
住まいの寿命をしっかりカバーして余りある、そんな屋根材は粘土瓦だけといえます。

瓦の屋根は高くつく?
葺き替え時に生じがちな誤解。

瓦のデザインも多彩になり、洋風住宅やモダンなデザインを引き立てる屋根材としても人気が高まっています。
ところが施主さんは、費用の点で思案することが多いようです。
確かに葺き替えの費用だけを見れば、セメント系やスレートの屋根の方が安あがりかもしれません。
ただし、これらの屋根材が経済的かというと、答えは違います。
屋根材は、20年、30年と住まいを守るものであり、購入価格と併せて維持費も比較して選びたい特別な買い物です。
例えば、スレートやセメント瓦は、粘土瓦に比べて時の経過による劣化が大きいため、手入れにコストがかかります。
スレート、セメント瓦いずれも10年後には補修が必要となり、その時点ですでに粘土瓦の方がコスト安になるのです。
そしてこの維持費の差は、年月とともに大きく開いていきます。
粘土瓦の屋根はまた、断熱性に優れ、他素材に比べて冷暖房費を抑えることもできます。
メンテナンス費に加えて、エネルギー代にも生じるコスト差。
葺き替え後、通常数十年住むことを考えれば、粘土瓦の経済性がきわだってくるのです。


葺き替えコスト 葺き替え費用だけを比較して、高額と誤解されがちな粘土瓦屋根。メンテナンス費用を考えれば、実際は何よりも経済的な屋根材といえます。
耐熱性能 他の材料に比べて熱伝導率が低い粘土瓦は、太陽の熱を和らげ、部屋の温度上昇を防ぎます。“熱くなりにくい”ことに加えて、熱に強いことも特徴。
環境対策コスト スレート、金属系屋根材の廃棄は特殊処理が必要なため高額な費用がかかりますが、淡路瓦では比較的少ない費用で済みます。
耐寒性能 現在ではさまざまな改良によって、吸収率の低下、強度のアップといった性能向上を実現。雪国でも瓦屋根が見られるようになっています。
地震に強い 建物の構造が基準を満たしてさえいれば、震度7にも耐えうるものです。さらなる瓦の軽量化、工法の改良など耐震性能を追求しています。
火災に強い 1000℃以上の高温でじっくり焼きしめる瓦は、特に耐火性能に優れています。火災時にもひび割れ変形を起こさず、有毒ガスも発生しません。
劣化に強い 最近では、酸性雨をはじめとする化学的要因の含まれる害もありますが、さまざまな耐火性能に加えて、酸やアルカリに対する実験でも高い耐久性を証明。
水に強い 年間約2000ミリの雨が降る日本。いぶし瓦は炭素膜が水をはじき、なめらかに除水。瓦自体も吸水率が少なく、変質に強く、漏れなども起こしにくいのです。
通気性が高い 瓦屋根は下地に密着させて施工する屋根材とは異なり、瓦の重なりの部分に空気だけが通れる道が生じます。屋根の湿度、温度を調節できます。
省エネに優れる “夏涼しく、冬暖かい”屋根材。冷暖房費も節減できます。メンテナンス費同様、住むほどに光熱費の差も開くのです。
圧力に強い 寒冷地の積雪はもちろん、アンテナ工事など局部的な荷重にも、十分な強度を持ち合わせています。JIS規格値よりもはるかに高い強度を備えています。
美しさが続く 火や水、熱、化学物質と、さまざまな外敵にたいして高い耐性を持っていることから、その美観が永く続くことも特徴です。

当サイト内の文章、画像等を無断で転載・使用することを禁止します。
copyright (C)2006 UENOYANEKOUGYOU All Rights Reserved